金の卵に変身した土地
当時・・・
つまり昭和50年頃は、そのような土地を喜んで買う民間企業はありませんでした。
千葉県企業庁は日本住宅公団に埋立地を買わないかと相談しました。
日本住宅公団も当時は不良資産とみなされていた土地をたくさんもっていましたから、自分のところでも困っているのに、相手の面倒は見られないということでなかなか買いません。
千葉県企業庁は、埋立地をそのまま処分するのではなく、それらに千葉県庁としてある程度認知した都市計画を立てておくことで、その土地に付加価値をつけて売ることを考えたのです。
・・・つまり企業庁のもっている土地を高く売るために、ここは県庁も後ろ盾になって素晴らしい住宅団地をつくろうとしているのだと宣伝をします。
そして、日本住宅都市整備公団(通称住都公団)に引き取ってもらった例があります。
その場所が浦安市の京葉線の駅の南側の、浦安ニ期と呼ばれる埋立地です。
それを住都公団は安い値段で引き取ったわけですね。
この埋立地は将来不良資産化する土地であると住都公団にみなされていたといっていいでしょう。