金の卵に変身した土地 3

幕張もしっかりとした街づくりをしなければならなくなりました。


神奈川県と横浜市が結びついた地域のイメージと、千葉県のイメージの競争では、どうしても千葉が見劣りします。


幕張のイメージを急速に高める必要がありました。


また、幕張の都市づくりの事業化を横浜より先行するか、少なくとも肩を並べて押しすすめ、民間企業を早く引きよせることを考えなければならなくなりました。


横浜と千葉の幕張は国土庁が定めた業務核都市という位置付けがあり、その埋立地の開発に国のお墨つきがありました。


それに対して東京の13号地埋立地の開発はどういう位置付けであったのでしょうか。


13号地を、オフィスを中心とした新しい市街地にしようという計画は、東京都がつくった地方自治体の計画であって、国がつくった計画に位置付けられたものではありません。


国が業務核都市のように事業所分散の候補地として認知したところではありませんでした。


13号地は東京都がもともと港湾の用途にあてるためにつくった埋立地です。


ところがそこを港湾の用途以外に使わなければならない状況が生じたのです。


港湾貨物取扱量の伸びが頭打ちになってきたからです。


増加するコンテナの取り扱いは、大井や品川の岸壁をコンテナ埠頭として整備することで十分に間に合います。

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