大脳の中へ入るとそこは大脳辺縁系
大脳皮質の内側をのぞいてみる。
大脳皮質の心棒のような脳幹をぐるりと取り囲んで大脳辺縁系と呼ばれる部分がある。
大脳皮質は大脳新皮質ともいわれるが、その内側の大脳辺縁系は大脳の古い皮質といわれている。
人間に進化する前の時代の性質、つまり、動物が生きていくために必要な、原始的な本能や感情の機能をもった部分であることから、そう呼ばれている。
大脳辺縁系は、大脳皮質がほとんどない爬虫類にもあるため、爬虫類脳、ワニの脳とも呼ばれている。
爬虫類などは、大脳辺縁系がむき出しになっているが、ヒトの場合は、大脳新皮質が発達したため、大脳の中のほうにおしやられてしまっていて、外側からは見えない。